マスクの有効性

近年必須アイテムとなっているマスク。
ウイルス感染を予防するために日頃からマスクを使っているという方は多いと思いますが、マスクの種類による性能の違いやどれくらいの飛沫を防ぐことができるのかご存知ですか?

不織布マスクと布マスクの
性能の違い

一口にマスクと言っても、不織布マスクと布マスクがあります。こちらでは、この2つの性能の違いについて紹介します。

不織布マスク

不織布は、フェルトのように繊維を絡み合わせてシート状にしたものです。弾力性や通気性に優れており、加工しやすいというメリットがあります。中にはナイロンやウレタンなどの化学繊維を利用した不織布もありますが、マスクに使用される不織布は、繊維を合成樹脂やその他の接着剤で接合して布状にしたものが一般的です。 基本的に水洗いに不向きで、耐久性も低く繰り返し使用できません。しかし、低価格で手に入れることができ、使い捨てを前提に作られていることで衛生状態を保てるというメリットがあります。また、粒子捕集性にも優れていることから、医療現場でも使用されているのが不織布マスクの特徴です。

布マスク

布マスクには、ガーゼマスクや中にフィルターを縫い込んだマスクなどがあります。 布マスクは明確な感染予防効果が実証されていないため、フィルター能力は低いと言われれています。そのため、ウイルスや菌を含んだ飛沫を防ぐ効果は不織布マスクよりも小さいです。 しかし、水洗いをして繰り返し使えるというメリットがあります。適度な保湿性や吸湿性に優れていることから、不織布マスクと比べて肌触りがいいというのもメリットの一つでしょう。

マスクの相場

近年、マスクの需要が高まっていることもあり、一時期不織布マスクの価格が高騰しました。以前は50枚1箱350円で手に入れることができた不織布マスクが、ピーク時には1,750円で販売されていたのです。 しかし、現在では国民生活安定緊急措置法で衛生マスクについて改正が行われたことで、不織布マスクの価格はピーク時の3分の1程度まで下落しています。今後さらに価格は下がり、以前同様の価格でマスクを購入することができるようになるでしょう。

マスクをすればどれだけ飛沫が抑えられるのか

風邪やインフルエンザなどによる咳で1回10万個、くしゃみで1回200万個のウイルスを放出すると言われています。 マスクはこういった飛沫を遮断するために有効なアイテムですが、実際どれくらい飛沫が抑えられるのでしょうか。

正しくマスクをつけていたとしても、顔とマスクの間にはどうしてもわずかな隙間ができてしまいます。その隙間から0.1~0.2umと非常に小さいウイルスが侵入するため、100%空気感染を防ぐことはできません。 しかし、マスクをしていれば8割の飛沫を捕集することができるため、感染リスクの低減効果は十分に期待できます。

またマスクをすることで、飛沫感染と並びウイルスの二大感染経路と言われる接触感染も防ぐことができます。ウイルスがついた手で、口や鼻を触る心配がなくなるのです。こういった接触感染は意識していたとしても防ぐことが難しいため、マスクは重要なアイテムであると言えます。

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